公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、「2025年日本国際博覧会フューチャーライフ万博『未来の都市』基本計画・基本設計等策定業務」で公募型プロポーザルを実施し、最優秀提案事業者(契約候補者)に電通・電通ライブ・太陽工業JVを選定した。提案金額は八千七百十四万二千円(税込)。
同業務は、協会がこれまで検討を進めてきた構想の内容、中核協賛企業を中心とした協賛企業各社の意向を踏まえ、「未来の都市」の基本計画の策定及び基本設計を行うとともに、全体事務局を設置して協会及び協賛企業との調整を行い、円滑に事業を推進することが目的。想定事業規模は、フューチャーライフパーク内の約一㌶を未来の都市エリアとし、業務期間中の状況変化による調整も適宜図りながら、策定に向けて推進する。
内容は①「未来の都市」基本計画の策定=協賛企業の負担規模等に応じた施設利用計画の検討、コンセプトの具現化(展示演出コンセプト、施設コンセプトなどのフレーム化)、フィジカルフィールドとサイバーフィールドとの連携・融合の方法、施設計画(全体ゾーニング・規模など)、展示演出計画(展示・体験構成・ストーリー、展示内容・展示方法など)、集客計画(情報発信、集客プログラムなど)、運営管理計画②「未来の都市」エリアの基本設計=建築(意匠)基本設計(外構、ファサード、通路等の共通部分を含む)、建築(構造)基本設計、電気設備基本設計、機械設備基本設計、昇降機設備基本設計、環境負荷低減に対する考え方、基本設計に伴う概算算出(建築費用、運営費用、撤去費用など)、透視図の作成(アイレベルから外観を表現、A3サイズ、2カット)③全体事務局の設置・運営=会議室の手配、連絡会議スケジュール調整、連絡会議開催案内、資料調整、連絡会議の進行、連絡会議議事録の作成。契約期間は二三年二月二十八日まで。