大阪府と大阪市は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向け、第5回IR推進会議でIR構想の中間骨子案を発表した。
此花区の人工島・夢洲を想定し、中心部の北側約七十㌶で開発を進めるIRは、基本コンセプトを「世界最高水準の成長型IR」とし、整備の方向性として、▽大阪・関西・日本観光の要となる国際的エンターテインメントの形成▽世界水準のオールインワンMICE拠点の形成▽最先端技術によるスマートリゾートの実現▽世界の先進事例を進化させた総合的な懸念事項対策―の四つの柱を提示。世界中を魅了する最高水準のIR、初期投資の効果だけではなく、施設、機能が更新され続ける成長型のIRを目指す。
このほか、情報通信技術(ICT)やモノのインターネット(IoT)を導入し、来場者のデータを収集。ギャンブル依存症患者のカジノへの入場規制に活用。カジノでの入場確認は本人の同意があれば、顔認証など最先端の機器の使用を想定している。来場者の利用回数や賭け金の金額などのデータを基に、ギャンブル依存症患者とみられる場合は入場を規制する。
個人を特定しないデータも集め、依存症対策の研究・開発につなげる方針。府市は骨子案を基に協議を進め、年度内に構想を策定する予定だ。
今後のスケジュールでは、十二月までに基本構想案を取りまとめる方針で、国のIR実施法に関する手続きなどが二〇一八年度に完了すると想定し、一九年度にかけてIR事業者の公募や、区域整備計画の策定などを進め、併せて整備に着手し、二四年度の開業を目指す。

止め

9月補正でIRや万博誘致
また大阪市がこのほど公表した、度九月補正予算案によると、IR(統合型リゾート)事業化の推進のため三百万円を計上したほか、債務負担行為として一億八千九百万円を確保。事業化検討に向けたアドバイザー経費などに使う。また、二〇二五年日本万国博覧会大阪誘致推進事業費の追加として五千六百万円を計上。補正額は全体で三億二千二百四十七万円。

止め

このほか、IR施設で情報通信技術(ICT)やモノのインターネット(IoT)を導入し、来場者のデータを収集。ギャンブル依存症患者のカジノへの入場規制に活用する。
府市IR推進局によると、カジノでの入場確認は本人の同意があれば、顔認証など最先端の機器の使用を想定している。来場者の利用回数や賭け金の金額などのデータを基に、ギャンブル依存症患者とみられる場合は入場を規制する。
個人を特定しないデータも集め、依存症対策の研究・開発につなげる方針。府市は骨子案を基に協議を進め、2017年度内に構想を策定する予定だ。